先日、勾配天井、吹き抜きについて投稿しました。→これ。
その中で、『天井に取り付けた照明のメンテナスは難易度が高い、、』といったお話しをしました。
”照明の配置計画”について検討している際、『天下のPanasonic社製だから壊れません!だからLEDも交換できない構造です!』と説明を受けたような気がしますが、『それでも、いつかは壊れるだろう・・』と今でも疑っているところです。
タイで買うLEDランプの寿命は、箱に書いてある寿命の1/10ですから💦💦(笑)

そこで、今回は、住宅用照明で実績のあるパナソニック製LED照明を例に、「寿命」「故障の傾向」「勾配天井ならではの注意点」を整理してみました。
因みに、我が家が採用したLED照明はこれです。

勾配天井のLED照明は本当に大丈夫?
― 終の棲家で後悔しないための、寿命とメンテナンスの話 ―
終の棲家を考えるとき、「交換や修理が大変なもの」は、できるだけ慎重に選びたいものですね。
その代表例が、勾配天井や、吹き抜けに設置するLED照明です。
手が届かない場所だけに、
- どれくらいもつのか
- 壊れたらどうなるのか
- 本当にメンテナンスフリーなのか
といった不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
1.パナソニック製LED照明の寿命はどれくらい?
住宅用LED照明の多くは、設計寿命:約40,000時間(L70) を基準に設計されています。
これは、
- 明るさが初期の70%に低下するまでの時間 (←L70の意味)
- 1日10時間点灯した場合、約10年強
という意味です。
重要なのは、
「40,000時間=突然壊れる時間」ではないという点です。
実際には、
- 明るさが徐々に落ちていく
- 点灯はするが、設計上の性能を下回る
といった形で“寿命”を迎えるケースが一般的です。
2.LEDはなぜ壊れるのか?(故障の正体)
「LEDは半永久的」と言われることがありますが、正確にはLEDチップ自体は非常に長寿命です。
先に寿命を迎えるのは、内部の電源回路(ドライバー)です。
特に影響が大きいのが、
- 電解コンデンサなどの電子部品
- 熱による経年劣化
です。
3.LED故障は3つのフェーズで考えると分かりやすい
LED照明の故障は、時期によって大きく3つに分けられます。
① 初期故障(設置〜1年以内)
- 発生率:1%未満
- 原因:製造上のばらつき、部品不良
- メーカー保証で対応されることがほとんど
② 偶発故障(1年〜8、9年目)
- 発生率:非常に低い
- 原因:落雷、過電圧、極端な高温環境など
③ 摩耗故障(10年以降)
- 発生率:徐々に上昇
- 原因:電源回路の寿命、光束低下
- 多くの方が「そろそろ交換かな」と感じる時期

パナソニックが住宅用照明に5年間の保証を付けているのも、「少なくともその期間は高い信頼性がある」という裏付けと言えます。
4.勾配天井で注意したい最大のポイントは「熱」
勾配天井や吹き抜けに設置する場合、最大のリスク要因は熱です。
● 熱が溜まりやすい
暖かい空気は上に昇るため、天井の高い位置は通常の天井より温度が高くなりがちです。
● 高断熱住宅ではさらに注意
一条工務店の住宅のような高断熱住宅では、天井裏の断熱材によって熱が逃げにくい場合があります。パナソニック製器具の多くは、断熱材施工対応(SGI・SG・SB形)ですが、
それでも熱負荷がゼロになるわけではありません。
一般論として、電子部品は周囲温度が高くなるほど寿命が短くなる傾向があります。
5.故障が近づくと現れやすいサイン
完全に点かなくなる前に、次のような症状が出ることがあります。
- 点灯時にチラつく(フリッカー)
- スイッチを入れてから点くまで時間がかかる
- 明らかに暗くなった、色味が変わった
こうした症状は、LEDチップよりも電源回路の劣化が原因であることがほとんどだそうです。
6.終の棲家だからこそ考えたい「交換のしやすさ」
勾配天井の照明で、意外と見落とされがちなのが交換方法です。
● 一体型LED照明の場合(我が家のケース)
- 器具ごと交換が必要
- 電気工事士による作業
- 足場・高所作業費がかかることも
● ランプ交換型(LED電球タイプ)の場合
- 球だけ交換できる
- 将来のメンテナンスコストを抑えやすい
終の棲家では、「壊れにくさ」だけでなく「交換しやすさ」も重要な視点です。
まとめ:勾配天井LEDは「正しく選べば怖くない」
- パナソニック製LED照明の信頼性は高い
- 設計寿命は約10年強(使用条件次第ですが、)
- 最大の敵は「熱」
- 終の棲家では、将来の交換方法まで含めて考えるのが賢明

特に手が届かない場所は、「今のデザイン」より「10年後の自分」を想像して選ぶ。後悔しない終の棲家づくり!応援しています!
我が家の勾配天井の照明は、3ヵ所のスイッチでON-OFF出来ますが、これを可能にしているのが、3路スイッチと4路スイッチの組み合わせです。
下図は、各スイッチの状態と照明の関係を説明したものです。
もし、更にスイッチの数を増やしたい場合は、4路スイッチをどんどん増やせばOKです。私のような無精者には便利です(笑)


それでは、いい日でありますように!
Have a Nice Day!






