リタイアを前に、リタイアした人の話しには大そう興味があるのですが、一方で、やっぱり気になるのが若い人達から得られる学びや気付きです!
特にここ10年を振り返って思うことは、学びや気付きの7割以上は同年代や先輩ではなく後輩や若者から得たものだと思います。
日本へ一時帰国した際も、真っ先に会いたくなるのは若手の後輩達です!
一条工務店の担当営業さんはまだ20代ですが今では息子扱い!食事にも誘います(多分迷惑だろうなぁと思いつつ・笑)。
そんな中、先日は、タイ人起業家と懇談する機会がありました。
その人の名前は、ガンタトーン・ワンナワス!
Mediator社のCEOです。
なかなかのイエメンで、スマートな人物です!
まだ40代ながらしっかりした理念とミッションを掲げていて熱いパッションを感じました。
彼の夢は、”日本とタイの懸け橋になること”で、「利他の心」なる難しい日本語も知っていてびっくり!稲盛方程式も知ってそうな知識量です。
もし、日系企業の方でタイでのビジネスを模索、或いは拡大、強化をお考えの方はコンタクトされてみて下さい。 面白い気付きがあると思います。→ https://mediator.co.th/kantatorn/
彼との話しのなかで、「守衛さんや清掃員の方との会話はとても重要だよね!」みたいな話題になったとき、オバマ大統領がNASAを訪れた際、清掃員の人に「ここで何をしていますか?」の問いに「ロケットを無事宇宙へ飛ばすために自分がやれることをやっている」と答えたという話しをしていました。
自分の役割についても、今一度しっかり認識、自覚しないといけないなぁと思いました。
次世代を担う若人が、ちゃんとした理念を持って頑張っていることが再認識できた貴重な出会いでした。応援x応援!
そう言えば、↓こんな話しがありましたね。
旅人がある町を歩いていると、汗を流しながら重たいレンガを積んでいる3人のレンガ職人に出会いました。
そこで旅人は「何をしているのですか?」と尋ねました。
すると、その3人のレンガ職人は次のように答えました。
1人目は、
「そんなこと見ればわかるだろう。親方の命令で“レンガ”を積んでいるんだよ。暑くて大変だからもういい加減こりごりだよ」と答えました。
2人目は、
「レンガを積んで“壁”を作っているんだ。この仕事は大変だけど、金(カネ)が良いからやっているのさ」と。
3人目は、
「レンガを積んで、後世に残る“大聖堂”を造っているんだ。こんな仕事に就けてとても光栄だよ」と。
3人のレンガ職人は、それぞれ「レンガを積んでいる」という仕事は同じです。
仕事の内容や役割が同じなので、賃金もほとんど変わりません。
しかし、“動機”がまったく違います。働く意識、目的意識が全く違うのです。
1人目は、
希望・夢・志などの使命感はまったくありません。
ただ言われたからやる。言われなければやらない。
ただ“レンガ”しか見ていません。作業としての仕事、労役としか感じていません。
2人目は、
“お金を稼ぐため”に否応なしに働いている。
“壁”しか見えていません。
「もっとお金になる仕事はないか」と頭の中はそれしかないでしょう。
3人目は、
「後世に残る歴史的事業に参加して町中の人を笑顔にするため」
という志を抱き、明確な目的意識を持って働いています。
100年以上先に完成する“大聖堂”建設のため、仕事を“使命”と感じています。
芦田愛菜さんなんて、あの若さで尊敬に値するような名言を増産中ですね!
e.g.
人は『裏切られた』とか、『期待していたのに』とか言うけれど、別にそれは『その人が裏切った』とかいうわけではなくて、『その人の見えなかった部分が見えただけ』であって、その見えなかった部分が見えた時に『それもその人なんだ』と受け止められる『揺るがない自分がいる』というのが『信じられることなのかな』って思った。
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因みに、彼女が7歳の頃、お母さんが徹底して教えていた7つの言葉は、
・おはよう
・さようなら
・ありがとう
・ごめんなさい
・わかりません
・お願いします
・知りません
だそうです。
【to be continued】