【一条・家の価格 vs. 老後の資金】オプションに感覚麻痺💦

我が家の仕様

今日は、一条工務店さんで新築中の我が家の”家の価格構成”について、その内容をざっくりお伝えしようと思います。商品は”グランスマート”の平屋(約34坪)です。

【結論1】家本体の価格は全てのオプションも入れてざっくりですが、坪単価は100万円/坪となりました(外構は除きます)

建築中の家は、私(もうすぐ64歳)にとりましては 間違いなく”終の棲家”となりますので、所々で感覚がマヒしながらも(笑)、しっかり石橋を叩きながら(💦) 家づくりに臨んでいるところです。
今回の”終の棲家作り”の話しが出るまで、家の価格がどのようにして決まるのか全く知りませんで、時々テレビで『このお家は坪単価60~80万円』などと聞くことはありましたが当時の自分には関係のない話しでした。

家のベース価格

初期段階の一条工務店さんとの会話;

  • 私『坪単価って、商品毎に決まっていて、ほぼ同じと思っていいですよね?』
  • 一条『はい!ウッドショック等今後のことが心配ですが、商品毎のベース坪単価はほぼ同じです』
  • 私『と言うことは、間取りが決まって床面積が出たら直ぐに見積り出ますね?』
  • 一条『はい。ざっくりレイアウトが出来た時点で見積ります』
  • 【その後商談が一巡し概算見積り受領】
  • 私『217千円/㎡=717千円/坪ですね(2021年)』(うむうむ、TVで言ってた坪単価とあまり変わらないなぁ)
    私『因みに他社さんの金額と比べたらどんな感じですか?住友林業とか大和ハウスさんとか?』
  • 一条『いやー💦、実は同じ条件に揃えて比較するのはとても難しいのです💦』
  • 私『えっ!坪単価の内訳なんて、どこのハウスメーカーさんも同じではないのですか?』
  • 一条『、、例えば一条の場合は、全館床暖が標準坪単価に含まれてますし、また、この性能の窓をこの坪単価内で提供できるハウスメーカーはないと思います』
  • 私『そもそも、基本坪単価の前提になる”仕様”とは何ですか?』
  • 一条『照明、コンセント、窓、ドアなどの数や、備え付け設備の仕様(例えば食洗器、エアコン、トイレ、本棚、クローゼットなど)の前提が決まっています。一方で洗面台、靴箱、お風呂などは大きさに関係なく標準単価です』
  • 私『なるほど前提条件が細かく仕分けされている訳ですね!最近はYouTubeなどで詳しく解説してくれているので、それらも参考にじっくり勉強します』

先ずは家本体のベース価格のまとめ

ざっくり 72万円/坪 x 34坪  = 2,500万円
「これなら何とかなるかぁ」と妻と少し安心しました。
が、これで終わりではなかったのです💦
↓オ・プ・シ・ョ・ンの嵐し↓

オプションの嵐し

話しを具体化する過程で、意外なものがオプションだったり、終の棲家に彩を添える魅力的な誘惑がたくさん💛

一条さんから頂いた見積書を拝見しましたら、建設申請費、付帯屋外設備費などに加え、”標準仕様外工事費”と言う欄が目に入って来ました。いわゆるオプションですね。
最初は「べた基礎60万!」ですら焦ったのですが、その後、老後の我が儘や、SNSやYouTubeで得た情報なども参考にあれこれ ”お気に入り”を足していく過程でだんだん感覚がマヒ。。
最終的にオプション全部で750万円となりました(うっ、老後の資金が💦💦💦)

オプションの内訳

全部で54アイテムのオプションを採用しまして、その内上位20位あたりで累計700万円に達しました。 中には、わざわざ食洗機(6万円)を外すネガティブオプションもあります。
以下、Top 10あたりまでの採用理由です。
先ず、オプションには”終の棲家”をアップグレードする要素が多分に入っていることと、私が松竹梅の誘惑に弱かった点が理由にあげられます💦

  • 太陽光&蓄電池;金額的にはダントツ一位ですが、これはZEH実現の為の必須アイテムですので外せませんでした。一条工務店にした大きな理由の一つです!
  • 床のオーク材への変更;これはスリッパを履かない妻の願いです。水はねが少し気になりましたが、キッチンやトイレにもオーク材を敷きます。
  • ロフト;「なんで高齢者宅にロフト?」なるご意見もあろうかと思いますが、ささやかな男のロマンです。って本当は、寒暖差無しの屋根裏収納の確保です。
  • べた基礎;うーーん、これが64万円のオプションって少しガッカリですが、土地の状況で基礎のタイプが変わるので確かに標準とはいかないですね。
  • 全館さらぽか;これも一条工務店に決めた大きな理由です。
    「窓を開ける必要がないので網戸は不要」とのご意見もありますが、昭和人としましては時には自然の季節も感じたく、全部の窓に網戸を付けました。オプションで10万円です。
  • 勾配天井;平屋のロマンです。最初は標準で付いているのかと勘違いしてました。
    我が家では、勾配天井の高さを最大化することに成功しました、偶然ですが。
  • 屋根のダミーパネル;太陽光パネルが付かない部分の板です。
    見た目の話しだと思いますが、有る無しの違いがよく分からないまま「OK牧場」してしまいました。
  • 電気工事一式;コンセントやダクトレールを沢山付けたのが原因だと思います。
    コンセントは屋外にも8ヵ所付けました💦 あと外部からのケーブル引き込みチューブの設置などマニアックなオプションも追加しています。
  • 洗面ユニット@セカンドトイレ;一坪のトイレにLIXIL(幅750mm)を入れます
    和室、寝室の真横のトイレで、ちょっとした洗い物も出来、高齢者にとっても優しいトイレにしたくて奮発しました。壁紙は癒しのネコ柄です。
  • エアコン追加;これはけっこう迷ったのですが、長年タイに住んでいる割には暑がりですので寝室と書斎に一番安いタイプ(三菱)を付けました。
  • トイレ変更;TOTOネオレストに変更。Panasonicと悩んだのですが、何となくトイレと言えばTOTO。
  • 以下、割愛させて頂きます。

この価格は、あくまでもご参考までにご覧ください。

 

それでは、全~部足してみます

最後に、申請費用、諸経費等々も含め、全体を足してみますと、税抜きで3,400万円
で、建屋のみの坪単価約100万円/坪でした。← あくまでも参考値として下さい。
これが、他のハウスメーカーさんと比べてどうかは分かりませんが、”家は、性能。”を信条とする一条工務店自慢の家が、今後いかにランニングコストを抑えZEHを実現してくれるのかじっくり楽しませて頂こうと思っています!

【結論2】老後の資金は大丈夫か?→しっかりシニアライフプランを具現化すれば大丈夫!

昨日ご紹介した外構工事の最終予測400万円を足しますと、
3,400 + 400 = 3,800万円 → ざっくり112万円/坪 = グランスマート・34坪の平屋の家+外構となりました。

気付き;色々賛否あろうかと思いますが、
これからは高齢者に相応しく、家はこじんまりとコンパクトに60㎡からせいぜい80㎡、、みたいに思っていましたが結果は110㎡超え。
理由はグランドピアノを置きたいなど標準外の事情もあるのですが、実際のところ、車椅子、歩行補助具、電動ベッドなどを使う可能性が増えると思いますので、広めの脱衣場、風呂、トイレ、寝室、予備の部屋など床面積が増加してしまいました。
一応、レイアウトのシミュレーションでは車椅子を動かして確認しました。どの部屋にも二個の扉(引き戸)が付いていますので回遊も自在です。
我が家の”終の棲家のコンセプト”は、老人ホームなどのお世話にならずに済む仕様・QOLの確保です。 後々老人ホームや介護施設に月xx万円の入居費用を払うより今の内に終の棲家に投資です。
今後ともギネス挑戦頑張って下さい!
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