バンコクからサワディーカップ！
タイでの生活31年目になる現役のサラリーマンです。
今日は、朝から会議のはしごでした💦
前の会議が早めに終わって、次の某エンジニアリング会社とのアポまで30分ほどの空き時間。
人を待たせるのが嫌いな性分ですから『遅れるよりましだ！』
そこで、時間調整しようと裏手にあった駐車場に入りましたら、何と！いきなり目の前に大きな廃工場が出現しました。
今は使われていないのは一目瞭然で、配電盤に繋がった工作機器はなく、人も居ませんし、屋根の所々に穴があいています。
このたたずまいから察するに、もう10年近く動いていない工場だと思われます。
都会の真ん中でここだけが時間が止まっているようです。
しばらく、じっと見入ってましたら、何だかこの異空間に吸い込まれそうな気がしました。
はじめて見る工場なのに、懐かしい気さへしました。
すーっと風が抜けて行くのを感じて我に返ったのですが、どんな歴史を歩んだ工場なのか、なぜこんなに長い間放置されているのかとても気になりました。
この工場、手入れは全くされておらず老朽化が激しいのですが、工場の年齢はそんなに古くない気がします。
リタイアを間近に控えた私へのメッセージのような気がしました。
『何もしなかったら時間は止まったまま！でも朽ち果てる速さは加速する』
何だか不思議ですが、
廃工場も見方によっては綺麗な芸術です。
昔は沢山の従業員の生活を支えて来た工場でしょうから、色々な臭い、声、汗、騒音などが染み付いた数々の歴史が刻まれた世界に一つしかない貴重な作品なんだと思います。
明日も良い日でありますよう！
Have a Nice Day！
