【ほっこり! 連日完売のSDGs !】賞味期限内で廃棄されるパンをロッカー型自販機で売ってみたら!

ためになる話しメモ

サワディーカップ!
たくさんの食べ物が、食べ残しや、賞味期限間近という理由で廃棄されることは、とても悲しいことだと思います。昭和34年生まれの私は、幸いなことに戦後の食糧危機を経験していませんが、それでも食べ物を粗末にしてはいけないことは徹底して教え込まれた世代ですので、食糧ロスの話しは胸が痛みます。

農林水産省によりますと、本来食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」の量は年間523万t(令和3年度推計値)。日本人の1人当たりの食品ロス量は1年で約42kg。
これは日本人1人当たりが毎日お茶碗一杯分のご飯を捨てているのと近い量
とのことです・・・

ですから、今朝、目にした食品ロス対策のこの↓記事↓は久し振りにほっこりしました。

【Yahooニュースから抜粋・配信
食品ロス削減を目的に、横浜市営地下鉄関内駅の「SDGsステーション横浜関内」展示スペースで賞味期限内でありながら廃棄されるパンをロッカー型自動販売機で購入できる取り組みがスタートして1カ月がたった。連日完売が続くほどの人気を集め、市の担当者はSDGs(持続可能な開発目標)の浸透に手応えを感じている一方、パンを搬入する店長らは喜びつつも、あまりの売れ行きに複雑な心境をのぞかせた。
SDGsステーション横浜関内

↑何とも嬉しくなる光景です。
ただ、いつの間にか、こちらが主力になって結局パンが余る、、なんてことにならないようにしたいですね💦

食品ロスとフードロスの違い
✭ 食品ロス : 本来食べられるのに捨てられてしまう食品を指します。
✭ フードロス : 生産・収穫、輸送、製造・囲う・包装までの間で廃棄されてしまう食品ロスです。 つまり、食品ロスの種類のうち1つがフードロスなのです。
内閣府大臣官房政府広報室から;
今日からできる!家庭でできる食品ロス削減

基本は、買物時に「買いすぎない」料理を作る際「作りすぎない」外食時に「注文しすぎない」、そして「食べきる」ことが重要です。

先月、ちょっと気になってメモっていたこんな取り組みもあります。
食品を一旦乾燥させる技術は、食品ロス対策として今後も更に発展しそうです。



『しあわせのたね』

【SDGs】独自の乾燥技術で“かくれフードロス”削減(2024/1/6)
調理過程で出た野菜くずや規格外の野菜など、“かくれフードロス”削減に取り組む加納千裕さん。高温スチームと熱風を併用し、大量の廃棄食材をわずか数秒でパウダー状にできる「過熱蒸煎機」を開発。この機械を食品工場などへ販売・貸し出し、製造されたパウダーを引き取り、別の食品メーカーに販売するというビジネスモデルを構築しました。この取り組みで、全国に食の循環モデルを波及させたいと語る加納さんの思い描く未来とは?

ところで、
乾燥技術が生んだチキンラーメン。そしてカップヌードル誕生の話し、覚えておられますか?
以下、特許庁のHPからの抜粋です。
カップヌードル
(日清食品株式会社)長く愛されているロングセラー商品や、一大ブームを巻き起こしたヒット商品には、そうなるべき理由がありました。開発者の熱い想い、徹底したこだわり、伝統とブランド――発想と技術に裏打ちされ、長く守られてきた商品の歴史と今日に至るまでの魅力をひもときます。 カップヌードルの写真発売:1971年(昭和46年)9月~ ←私が中学一年の時です。
お湯をかけるだけでいつでもどこでも食べられる世界初のカップ麺。
保存・調理・食器の機能を兼ねる新しい発想の容器を採用した。
年間1,000億食の世界的大発明
世界初の“カップで食べる”即席ラーメン
日清食品の創業者・安藤百福氏が、世界初のインスタントラーメンである「チキンラーメン」を発明したのは1958年
ある冬の寒い日、戦後の闇市のラーメン屋台に行列する人を見て、自宅裏庭に建てた研究小屋で、家庭で手軽に食べられるラーメンの開発を始めた。妻が揚げる天ぷらから想起した「瞬間油熱乾燥法」はのちに特許となる即席ラーメンの製造法の要となり、今でも基本的な製法として生き続けている。
大ヒットとなったチキンラーメンの世界進出を夢見た安藤氏だが、欧米ではどんぶりや箸を使わないことに気づく。現地の人が紙コップとフォークを使って食べたことをヒントに開発されたのが「カップヌードル」である。カップ入りで長期保存が可能、お湯を注げばすぐに食べられるカップヌードルは、1971年に発売されると若者のおしゃれな食べ物として一躍大人気に。1972年の浅間山荘事件の報道映像に映りこんだことでも知名度を上げた。
インスタントラーメンは、今では世界で年間約1000億食も食べられている。

曲がっている、長さが不ぞろい、形が凸凹、、などで市場に出て来れない野菜や果物も多いようです。輸送や包装、販売スペースの都合もあって仕方のないことも多いと聞きます。乾燥技術を駆使したドライフード化拡大など、食品ロス抑制につながるといいのですが!
『お湯をかけたらほぼ元通り!』なんて食品もたくさん出始めてますね。

そう言えば、タイはドライフルーツ大国です!お土産にも喜ばれます!
食べ物を美味しく長期保存するテクノロジーの進化に期待です!

明日も良い日でありますよう!
Have a Nice Day!

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