昨年、終の棲家にと一条工務店のグランスマート平屋を新築しましたシニアライフのビギナーです。今はまだタイで現役サラリーマンをやっていますが、来年こそは終の棲家に引っ越そうと思っています!
三年前に目覚めた、ZEH(ゼッチ)= Net Zero Energy House を追求しています!
今日は、
☆ 昨年引き渡された我が屋のスペックと、
☆ 断熱王と電力大革命のスペック、
との間にどんな進化があったか比較してみようと思います。
私にとって、ZEHは、一条工務店に出会うまでは単なる夢物語でした。
そもそも、一年中、トイレも浴室も含む、家中が快適な温度なのに燃料代も電気代もかからないなんて信じられない話しでしたが、今はタイと同じ常夏の生活が、ランニングコスト0でゲット出来ました!
我が家と断熱王の仕様比較
主な違いは、下表の、6. 土間断熱と 7. 玄関ドアの断熱性能の二点です。
比較すること | 旧グランスマート(我が家) | 新グランスマート(断熱王) | |
等級 | 等級5以上で、9割が等級6 (2022年現在) | 等級7 |
|
1 | 外壁 | 高性能ウレタンフォーム(厚み140+50mm) | |
2 | 天井 | 高性能ウレタンフォーム(厚み235mm) | |
3 | 床 | 高性能ウレタンフォーム(厚み140) | |
4 | 窓 | オール樹脂サッシ+Low-Eトリプルガラス | |
5 | 換気システム | 第1種熱交換換気システム「ロスガード90」 | |
6 | 土間断熱 | 土間下に断熱材なし ただ、我が家の土間は僅か1.2㎡です・・ |
土間下に断熱材あり |
7 | 玄関ドア | 商品名:三共アルミのファノーバ ウレタン断熱材(厚み40mm) (設計中、厚さ60mmのプロノーバの話しもありましたが「九州なのでファノーバとの大差なし」となり、ファノーバの半円形窓のドアを選びました)※1 |
商品名:DANNJU(ダンジュ) ウレタン断熱材(厚み90mm) ”省エネルギーセンター会長賞”受賞 特に寒い地域では威力を発揮するのだと思います! |
. ☆玄関ドアは、三共アルミのファノーバの親子ドア(C20)、
. ☆床暖稼働中、
. ☆外気温16℃の時、玄関ドア内側の表面温度は23.8℃、
. ☆この時、室内の壁や床はどこも24℃、
このレンジで見る限り、ドアの断熱性能はファノーバでも「凄い!」と評価できます。
次回、真冬に検証します💦
★【一条・床暖房の凄さを体験】窓の断熱性能の一次評価も!
.
厚さ40mmのファノーバの親子ドア(C20)です(メーカー定価約35万円)
断熱性能を多少犠牲にしても欲しかった三角窓です💛
厚さ60mmのプロノーバは、ファノーバより10万円ほど高いです。
2022年4月に等級5が新設されました。
これによって等級4は、最高等級から最低限必要な等級へと変わります。
2025年(令和7年)からは、等級4以上が義務化され、等級3以下の住宅は建てられなくなります。 新設の背景には、等級4の断熱性能が十分とは言えないレベルであり、省エネを実現する快適な住宅としては、等級4を上回る性能が必要だからです。
さらなる高性能な省エネ住宅の普及を目指し、国土交通省は、2022年10月に戸建住宅のみ等級6、等級7を新設しました。
また、経済産業省も「2030年時点でZEHの住宅を標準的な住宅とする」ことを目標に掲げているなど、断熱性能を含む住宅の品質基準は、今後も高まっていくことが予想されます。
我が家と電力大革命の仕様比較
さて、こちらは電力関連です。
主な違いは、V2Hです。
要は「車と家の、双方向電力供給システム」です。
比較する機能 | 旧グランスマート(我が家) | 新グランスマート(電力大革命) | |
1 | 太陽光パネル | 13.7KW | |
2 | 蓄電池 | 7 KWh(オプションで2基可)※2 | |
3 | 停電時の電力供給 | 可能 | |
4 | V2H | オプションも無し (但し200VのEV用給電ソケットは装備済み) |
オプション ※3 (但し停電時しか使えないことと、車側から100V/1500Wの出力が必要) |
お値段はざっくり、
☆ 1 + 2 + 3 = 約230万円
☆ 1 + 2 + 3 + 4 = 約260万円
※2 20KWhを超えると消防法の適用と届け出が必要になりなす。
↓出典:一般社団法人 日本電機工業会
安全基準の適用区分と消防機関への届出の要否
蓄電池容量 | 消防法令への適合 | 消防機関への 届出 |
---|---|---|
10kWh以下 | 対象外 | 不要 |
10kWh超~20kWh以下 | 消防法令への適合 又は一定の安全要求事項が定められた標準規格 (※1) への適合 |
不要 |
20kWh超 | 消防法令への適合 (標準規格による外部延焼防止措置が講じられたものは一部緩和) |
必要 |
まとめ
一条工務店は今も業界トップを堅持しながらZEHの進化を続けているようです。
将来、エネルギー事情がどう変化して行くのか何とも言えない不安を感じる中、ほとんど化石燃料を必要とせず、しかも電気代がかからないのに、年中快適に暮らせて、災害時などの非常時も安心、しかも家そのものが高い資産価値を持つ続けるとなれば、終の棲家を高いQOLの状態で満喫できる可能性は高そうですです。
まぁ中には「不要なオプション」、「過剰なスペック」もあるかも知れませんが、それは住む人や地域によって違う評価があって当然のことだと思います。
ただ、過剰だったはずのスペックが危機や人命を救った例も沢山あります。
私は気が小さい方なので、蓋然性が小さくても可能な限りリスクへの備えを優先しています。
それに、一条工務店はあらゆるリスクに対応しつつも、使っている機器の寿命が長そうなので、長期的な視点でのコスパはかなり高いのではないかと評価しています。
今後とも『常識にとらわれない驚きのZEHづくり!』を期待しています!
床暖のスイッチを投入された方も多いと思いますが、風邪など引かれませんようお過ごし下さい。
それでは明日も良い日でありますように!
Have a Good Day!