サワディーカップ!
タイ在住31年になります、現役サラリーマンのシニアライフビギナー65歳です。
サラリーマン人生もあと少し『そろそろ人生の集大成だなぁ~』なんて呑気なことを考えてましたら、
”あなたの「これから」が、あなたの「これまで」を決める”
なる、物理学者・佐治晴夫氏※2の名言が目に入って来まして、ちょっと焦っています💦
「過去は変えられないが、過去の解釈は変えられる」はありだと思っていましたが、今日のお話しは「今後の在り方次第で過去が決まる!」と、かなりインパクトある内容だと思いました!
最近、『このままだと、今までやって来たことが台無しになるなぁ、、』と感じる場面によく遭遇してましたので、グッドタイミングの教訓です!
希望は失望に終わらず、、、、、
鈴木 そうですね。「あの辛かった体験のおかげでいまがある」と感謝できるようになりますから。佐治 僕はそのことを、あなたのこれまでがあなたのこれからを決めるのではなく、
「あなたのこれからがあなたのこれまでを決める」
と表現しているんです。
これからの歩み方次第で過去の価値はいかようにも変えられる。大切なことは何かを始めるのによい時期、悪い時期というのはないということですね。思い立った時が最良の時間なのだと思います。「いまさら」の"さ"を"か"に替えて、「いまから」ですね。
『Your ‘future’ defines your ‘past’ !』 ←正しい英語かわかりませんが💦
”あなたの「これから」が、あなたの「これまで」を決める” という言葉は、未来の行動や選択が過去の価値や意味を形作るという深い洞察を表しています。
- 過去は固定ではない
過去の出来事自体は変えられませんが、それをどう捉えるか、どんな意味を見出すかは、未来の行動や選択によって変わります。例えば、過去の失敗も、それを糧に成功をつかめば「必要な経験」だったと評価されるでしょう。 - 未来が過去の評価を左右する
過去の出来事は、今後の生き方や成果によって、他人からの評価も自分自身の見方も変わります。たとえ挫折や困難があったとしても、それを乗り越える未来の姿勢次第で、過去が肯定的に輝きます。 - 行動が過去を再定義する
今の行動や決断が、過去に対するストーリーを変えていくのです。たとえば、ある趣味を長年続けていたけれど特に成果がなかったと感じていた人が、それを活かして何かを成し遂げると、過去の努力が「無駄ではなかった」と思えるようになります。
例え:
絵を描く人がキャンバスに絵を描き続けていると考えてみてください。過去に描いた部分(これまで)も、これから描く部分(これから)によって、最終的な全体の絵の印象が決まります。過去の線が「失敗」に見えたとしても、後からその線を生かしたデザインを加えれば、全体が素晴らしい絵に仕上がるのです。
結論:未来に向けてどう行動するかが、過去をどのように受け止められるかを決めます。希望を持って前進し続けることで、過去さえも輝かせることができるのです。
私の座右の銘『天意夕陽を重んじ、人間晩晴を貴ぶ※1』にも通じるような気がして、ちょっと襟を正した日曜日でした!
※1人生において最も重要なのは晩年であり、一日中晴れていても夕方に雨が降ると、その日全体が雨だったように感じてしまうように、人も晩年が充実していないと、その人生全体がつまらないものに思われてしまうということです。
※2 理学博士 佐治晴夫 (さじ・はるお)
昭和10年東京生まれ。東京大学物性研究所、ウイーン大学などで研究し、玉川大学教授、県立宮城大学教授、鈴鹿短期大学学長などを歴任。平成26年に神奈川県から北海道美瑛町に拠点を移し、28年同町郷土学館「美宙」天文台長に就任した。〝ゆらぎ〟の理論研究で知られる一方、宇宙研究の成果を平和教育の一環と位置づけるリベラルアーツ教育の実践を全国的に展開している。著書は『14歳のための宇宙授業』(春秋社)『詩人のための宇宙授業』(JULA出版局)など多数。日本文藝家協会所属。
それでは明日も良い日でありますように!
Have a Good Day!