タイ在住32年になります、現役サラリーマンのシニアライフビギナーです。
今日は、”仕事が早い人”についての考察です。
半世紀近くサラリーマンをやって来まして、「いかに早く仕事をするか?」はいまだに課題のままですし、これまでちゃんと教えてくれた人もいなかったように思います。
仕事が早い人
「〇〇さんって、仕事が早いよねぇ〜」そう言われる人、身の回りにいますね!
もしくは「あの人と比べて、自分は遅いなぁ…」と凹むこともあります・・
でも、じっくり観察していると、その「仕事が早い人」って、実はものすごく“作業スピード”が速いわけではなく、ほとんどの場合、“人より着手が早いだけ”ということに気づきます。

私の場合は、人より遅いコンプレックスに加え、とにかくせっかちなので、人より早く始めないと落ち着かないことが幸いしまして、結果仕事が早く終わることが多いです(・`ω・)!
クオリティに疑問は残りますが(笑)
■ 先送りせずに、まず「手をつける」
よくあるのは、やるべきことが分かっていても、「後でやろう」と後回しにするパターンですね。でも、“仕事が早い人”は、とにかく始めるのが早いと言えます。
つまり着手力ですが、これって”能力の一部”と言ってよいと思います!
- 気が乗らなくても、すぐ着手する癖がついている
- 完璧を求めない。やっているうちにそれなりに精度はあがる
- 仕事の優先順位は必要だが、基本、来たものから順番に着手した方が効率的
なぜなら優先を落としたものは時間が経つにつれて手間が増えるから!
この「着手力」がある人は、不思議と仕事全体がスムーズに進むようです。
逆に、どれだけ効率よく作業できる人でも、着手が遅れれば、結局バタバタすることが多いです。
■ シニア世代にこそ「すぐにやってみる習慣」を
私たちシニア世代も、意外と「先送り癖」ってありますね(笑)。
年金の手続き、書類整理、家の修理、健康診断、断捨離、それに遺言書の作成…
気づけば「やらなきゃな」と思いながら、数日、いや数年たっていた…なんてことも。
でも、“とりあえず5分だけ”でも始めてみると、不思議なもので、気づけば最後まで終わっていたりします。
■ 着手が早い。心に余裕が生まれる
早めに始めることで、時間に追われることなく、焦らずに進められます。
すると、確認や見直しもできるし、誰かに相談する余裕もできます。
結果、クオリティまで高くなりますね。
■ 今日からできる、ちょっとしたコツ
- 朝起きて、やるべきことに直ぐ着手する。
私の場合、顔を洗った後、加湿器に水を入れます - 「今やれば、あとが楽」といちいち思ってみる
- 気乗りしないことほど、あえて先にやってみる
後になって「さっきやってて良かったぁ~」と思うことが多いはずです。
■ まとめ
仕事をさっさと終わらせるって、いいことしかないと思います。
時間が空けば遊びも休憩もできるし、余裕があるからミスも減って気分もラク。
上司から「お、こいつできるな」って思われてチャンスも増えるし、ついでにスキルも上がりますね。「仕事が早い」と言われる人たちは、魔法のようなスキルを持っているわけではなく、ただ、他の人が“まだやってない間に”、始めているだけ。
年齢に関係なく「着手の早さ」は誰でも身につけられると思います。

【おまけ】
「暇な人ほど返信が遅く、忙しい人ほど返信が速い!」
って本当だと思います!
返事が遅くなればなるほど、返事しにくくなります。
一日経ってから「検討させて頂きます。」なんて返事したら、十中八九、仕事はライバルに流れます(笑)
ある記事に「今日逃げたら、明日はもっと大きな勇気が必要になるぞ!」って書いてありましたが、まさに詫びのメールがそうですね。下手な言い訳考えてないで、シンプルに謝った方が得ですし、信頼されます!

明日は、久し振りにシンガポール出張です。
それでは、明日もいい日でありますように!
Have a Nice Day!