2023年、終の棲家にと一条工務店のグランスマート平屋を新築しました、シニアライフビギナーです。
今日は、”建物を足元から支える「基礎」”についてです。
基礎は、耐震性に関わる重要なもの。
一条工務店は、『建築基準法を大幅に上回る自社基準による耐震設計で、巨大地震から建物をしっかりと守る!』と自信満々です!
一条工務店のHPを眺めてみますと:
【一条工務店のHPから抜粋】
耐震最高等級3は当然として、さらにその上の安心を。
国の定める耐震性は「耐震等級3」が最高等級。しかし、一条の住まいは標準仕様でこのレベルをクリアし、それを超える
自社基準を設定して研究開発を行っています。そしてさらに、建物の強さだけではなく、建物を下から支える地盤の重要性にも早くから着目。社内に地盤調査研究所を設立し、
地盤の強度に合った適切な基礎を選定しています。
.

と記載されています。
※注:あくまでも一般的な情報をベースにした評価だと思いますし、ハルシネーションの有無は未確認です_(._.)_
🔍 一条工務店 基礎構造の比較評価
項目 |
建築基準法レベル |
一条工務店仕様 |
差 |
評価(建築士視点) |
事実ならの凄さ・効果 |
土台高 |
約 89mm |
140mm |
+51mm |
床下の通気性・湿気対策・シロアリ防止に有利。 |
床下に風が通りやすく、木材の腐食・カビ抑制。住宅の耐久性が5〜10年単位で延びる可能性。 |
立上り幅 |
約 120mm |
160mm |
+40mm |
構造的な剛性UP、耐震性にも寄与。 |
同社クラスで160mmはかなり太め。鉄筋量とあわせて地震時の「ひび割れ耐性」が高い。 |
配筋ピッチ(鉄筋間隔) |
約 300mm |
200mm |
-100mm(密) |
鉄筋の間隔が狭いほど基礎の剛性が高い。 |
ピッチ200mmはマンション並みの密度。地震や不同沈下への耐性が明確に上昇。 |
主筋径 |
約 13mm |
16mm |
+3mm |
構造強度が断面積比で約50%増。 |
鉄筋径が太くなると曲げ強度・せん断強度ともに大幅向上。通常木造住宅でここまで太いのは珍しい。 |
防湿構造 |
防湿フィルムのみ |
80mm厚コンクリート+防湿フィルム |
+コンクリ層追加 |
地盤からの湿気上昇を抑え、床下環境を安定化。 |
地面からの湿気・カビ・シロアリ被害を大幅減。RC構造並の防湿性能。 |
🧱 総合評価
観点 |
評価 |
コメント |
構造強度 |
★★★★★(非常に高い) |
鉄筋量と断面寸法の両方を増やしており、木造住宅としては過剰ともいえる強度。地震時の安全性はかなり高い。 |
耐久性 |
★★★★★ |
湿気・腐朽・シロアリ対策が丁寧。特に「防湿コンクリート80mm」は高耐久住宅仕様。 |
コストパフォーマンス |
★★★★☆ |
材料・工数が増える分コスト高だが、長期的にはメンテナンス費削減効果が見込める。 |
設計思想 |
★★★★★ |
「長期耐久・地震に強い・メンテしやすい」を狙った非常に合理的な設計。標準仕様でこれをやる点が特徴的。 |
コールドアイコメント
一条工務店の基礎仕様は、
「木造住宅の範囲内でRC構造に近づけた安全・耐久志向型」 と言えます。
ただし、
- 地盤条件が悪くても安心という保証ではない(地盤改良は別問題)。
- コストと施工精度の管理(鉄筋密度が高い分、打設ミスやコールドジョイント防止が要注意)。
それらを前提にすれば、「量産木造の中ではトップクラスの基礎強度」と評価できます。
他社では注文住宅でもここまでやる例は稀です。
我が家のべた基礎です。費用は60万円位でした。
土地100坪、床面積34坪です。
手前の出島基礎はエコキュートの土台です。

↓こちらは、セカンダリートイレです。


そして、その上に建っているのが、↓この家です!
今はまだ空き家です💦 でも、来年4月からここに永住します!

我が家の仕様
それでは、明日もいい日でありますように!
Have a Nice Day!