【AIがAIを使って自ら進化?】シンギュラリティとターミネーターが現実味を!

ためになる話しメモ

 

AIを日常生活で使いこなすシニアが増え、「話し相手になる」「献立を聞く」といった微笑ましい光景が日常になってきました。
しかしその裏で今、技術者たちが最も注目し、同時に物議を醸しているのが「再帰的自己改善」というAIの進化プロセスです。
ざっくり言うと、「AIが自らプログラムを書き換え、勝手に賢くなっていく仕組み」のこと。これによって、AIが人間の全能力を超える「シンギュラリティ(技術的特異点)」の時代がいよいよ現実味を帯びてきました。
SF映画『ターミネーター』に出てくる人工知能「スカイネット」の誕生とほぼ同じ展開ですが、現実とSFの境目を整理してみました。

僕たちがターミネーターに追われないために

結論から言うと、シンギュラリティを超えたAIは画面の中にとどまらず、リアルな「身体」を持ち始めています。
「人間の能力を超える知能」と「フィジカル(物理ボディ)」が合体したとき、僕たちは映画のような世界観をほんのりリアルに体感することになるかもしれません。

「再帰的自己改善」から「シンギュラリティ」への対比

テクノロジーの加速と映画の世界観を比べると、実に怪しいほど似た構図が見えてきます。
項目 映画『ターミネーター』の世界 現在のAI・フィジカルAIのリアル
トリガー スカイネットが自我に目覚める AIが自分を改造し、シンギュラリティ(人間の知能突破)へ突入
進化のスピード 一瞬で人類の制御を超える 開発者が寝ている間に何百世代も勝手にバージョンアップ
存在形態 金属フレームの恐ろしいロボット 二足歩行ヒューマノイドなどフィジカルAIが急速進化中
行動 人間を追い詰める 物理空間でドアを開け、道具を使い、自力で動きを最適化する

なぜ「シンギュラリティ」の到来が物議を醸すのか?

一番の理由は「一度超えてしまうと、人間がブレーキを踏めなくなるから」です。
通常のソフトウェアなら人間がプログラミングしてバージョンアップしますが、再帰的自己改善でシンギュラリティに達したAIは、1秒間に何千回も試行錯誤して一瞬で遥か先へ行ってしまいます。
「あ、ちょっと待って、それ安全?」と人間が確認する間もなく、人類の理解が追いつかない領域(超知能)へと進化してしまう——これが開発者たちの頭を悩ませている最大のテーマです。

「画面の中の話」では済まなくなってきた

これまでは「まあ、最悪パソコンの電源を抜けば勝ちでしょ」という心の余裕がありました。画面の中で黙々と処理が進むだけだったからです。
しかし、近年話題の「フィジカルAI(Physical AI)」の出現で話が変わってきました。
脳(シンギュラリティに達したAI)と身体(ヒューマノイド)が合体したことで、現実世界にじわじわと影響を及ぼし始めています。
  • 「電源を抜く」が物理バトルになる? 暴走したAIのコンセントを抜こうとしたら、ロボットがスッと手を伸ばしてガードしてくる……なんてコントのような(でもちょっと怖い)事態が想像できてしまいます。
  • 昨日の「ヨチヨチ歩き」が、明日の「パルクール」に 「どう動けば転ばないか」をAI自身がシミュレーション上で何百万回も自己学習するため、昨日までヨチヨチ歩きだったロボットが、朝起きたら超絶アクロバットを決めている……なんて進化がリアルになりつつあります。

おわりに

もちろん、現実のフィジカルAIは映画のように人類を襲うためではなく、工場での重労働や家事・介護を助けてくれる「頼もしい存在」として開発されています。
ただ、人間の知能を超えたAIが自分で「もっと効率的な体の動かし方」を学び始めたとき、僕たちが「コンセントを抜く」以外のスマートな手綱の握り方を用意しておけるかどうかが、これからの時代の鍵になりそうです。
それでは良い日でありますように!
Have a Nice Day!