【一条・何度聞いてもよく分からない】”うるケア”と”さらぽか”って何が違うの?

我が家の仕様

終の棲家にと、一条工務店のグランスマート平屋を新築しました、シニアライフビギナーですが、今も現役のサラリーマンでまだバンコクにおります。家は空き家のままで、24時間換気システムと、太陽光発電システムだけが黙々と動いている状況です。
ただ、今年度一杯で日本へ本帰国予定ですので、ボチボチ断捨離を始めているところです!

さて今日のお話しは、
一条工務店の ”うるケア””さらぽか”って何が違うの?です。
実は、私自身が”湿度”について興味が薄く、それに何度聞いてもよく分からないので、ずっと謎のまま放置していたのですが、一条工務店に興味を持った知人から、『一条工務店の湿度管理はどうなっているのか?』と尋ねられまして、慌てて調査しました💦
気のせいかも知れませんが、最近、私の周りに一条工務店の家を建てたい人が増えている気がします😎
ちなみに、我が家は”さらぽか”です。

下の表は、一条工務店の空調システムの比較です。
もし間違った情報が混じっていましたら、ご容赦下さいm(__)m

項目 さらぽか空調(全館さらぽか) うるケア(全館加湿システム)
システム デシカント換気システム + 床冷暖房 ロスガード90 + 加湿ユニット + 床暖房
(Panasonicの加湿技術を組み込んだものがロスガード90)
夏の特徴

◎ 最強
強力な除湿と床冷房で、湿度がなく涼しい。エアコン不要に近い環境。

△ 普通
除湿機能はない(換気のみ)。夏はエアコン(再熱除湿など)での管理が必須。

冬の特徴

△ 保湿(回収)のみ
排気の湿気を戻す機能はあるが、水を足す機能はない
乾燥時は加湿器が必要。

◎ 最強
全館にナノサイズのミストを自動噴霧。給水不要で湿度40%くらいをキープ。但し、湿度計測はロスガード90の機器周辺のみ。

住み心地

「夏」の不快指数ゼロを目指す仕様。
梅雨〜夏が圧倒的に快適。

「冬」の健康・手間なしを目指す仕様。
乾燥による肌荒れ・風邪・給水の手間から解放。

初期費用

高い(坪1.5万円前後)
※35坪で約53万円
我が家は、特別モニター価格ということで、507,700円でした。

安い(一式 約10万円前後)
※キャンペーンで無料になる場合も。

維持費・メンテ

高い
電気代やや高め。約10年ごとの「デシカント素子」または「熱交換素子」の交換が必要で、交換費用の目安は約10万円〜20万円程度💦

安い
電気・水道代は微々たるもの。フィルター交換程度。

推奨される人

* 暑がり、汗かきの方
* エアコンの風が嫌いな方
* 高温多湿な地域にお住まいの方

* 寒がり、乾燥肌の方
* 加湿器の給水・掃除が死ぬほど嫌な方
* コストパフォーマンス重視の方

覚悟すべき点 冬は結局、大型の加湿器が必要になる可能性が高い。 夏は、エアコンをつけて除湿調整をする必要がある。
HP
一条工務店のHP

一条工務店のHP

アドバイス

以下の基準で選ぶのが後悔が少ないと考えられます。

  1. 「加湿器の給水作業(冬)」VS「エアコンの管理(夏)」、どちらがよりストレスですか?

  • 「毎日水を汲むのが嫌だ」 → うるケア
  • 「夏のエアコンの風や温度調整が嫌だ」 → さらぽか
  1. コストパフォーマンス

    • 予算を抑えたい場合は、圧倒的に「うるケア」が有利です。
      「さらぽか」は素晴らしいシステムですが、導入費と維持費(交換コスト)が大きいです。

  2. 地域性

  • 日本海側など冬の湿度が比較的高い地域 → さらぽかでも冬の乾燥は気になりにくいかもしれません。
  • 太平洋側(関東など)の冬が乾燥する地域 → うるケアの恩恵が大です。

この比較表と視点で、営業担当の方と「我が家の地域と予算ならどっち?」と相談していただくのがベストなネクストステップです。

それともう一点、
さらぽかの装置(デシカント)を設置するために半ますの場所が必要で、かつ吸排気ホースの取り出しの都合などで、設置場所に制約があります。
レイアウト検討時に悩む必要があります。
昔は、装置から出るノイズが気になったようですが、我が家のモデルからは静かで全く気になりません。寝室の横でも大丈夫です!

↑我が家のデシカント換気システムです。

↓ここは、吸気フィルターの交換窓です。

一時帰国休暇中の11月3~17日は、床暖房を運転しながら絶えず2基の加湿器を運転しまして、湿度は40~55%が確保されていました。
今年2月の一時帰国時は、湿度を40%以上に保つのが大変でしたので、問題は”冬の湿度確保”ですね!
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それでは、いい日でありますように!
Have a Nice Day!