【60歳からの5年間がボーナスタイム!】66歳の私が振り返ってもそう思います!

ためになる話しメモ

タイ在住32年になります、現役サラリーマンのシニアライフビギナー66歳です。
60歳で定年を迎え退職。その後、今に至るまで同じ会社でシニア雇用を継続しています。
契約更新は、今年で7回目になります。
65歳になった時点で役職から外れまして、その後はアドバイザーです。DX開発なども特命で担当していますが、組織上、権限がない立場ですので、仕事は楽しいですが、つい緊張感が緩みがちです(笑) 時々「あぁぁつまんなーい・・」と思うことも正直あります。

さて、今日は、66歳の私にはもはや関係ないテーマではありますが、もし自分が60歳手前だったらとても参考になる動画に違いない!と思いましたので、シェアさせて頂きます。

私の場合で恐縮ですが、、
まず前提として65歳まで現役サラリーマンを続けることに全く迷いはありませんでした。
その間、人生始めてのマイホームを新築したり、つい先日33年ぶりになるマイカーを注文したりしましたが、この5年間のシニア雇用がなかったら、達成は出来ても、余裕は生まれなかったと思います。それは金銭的な余裕だけではありません。

まぁ、そんなことも含め、「60歳からの5年間がボーナスタイム」を上手くまとめた動画ですので、是非参考にされてみて下さい。
↓こちら↓です。

 【知らないと大損】60歳からの5年間がボーナスタイム!絶対に選択を間違えるな!2026年からの新常識【定年退職/再雇用】 – YouTube

この動画は、「60歳から65歳までの5年間」を人生の分岐点(ボーナスタイム)と位置づけ、この期間の過ごし方が老後の明暗を分けると警鐘を鳴らす内容です。
多くの企業で定年は60歳ですが、年金受給は原則65歳からのため、この「収入の空白期間」をどう乗り切るかについて、9つの具体的な選択肢とそれぞれのメリット・デメリット(落とし穴)を解説されています。

以下、動画の内容を要約したものです。
動画の内容とニュアンスが異なるかも知れませんが、予めご容赦下さい_(._.)_

なぜ60歳〜65歳が重要なのか?

  • 収入の空白: 定年(60歳)から年金開始(65歳)までの5年間は収入が途絶える、または激減するリスクがある。
  • 健康寿命: 元気に動ける期間は意外と短い(男性約72歳、女性約75歳)。
    60代前半は「最後の活動的な期間」かもしれない。
  • 制度の複雑さ: 退職日や働き方によって、失業給付金や年金額が数百万円単位で変わる可能性がある。

60歳からの過ごし方【9つの選択肢】

動画では以下の9つのパターンが紹介されています。

1. 60歳で完全退職し、退職金で食いつなぐ

  • メリット: 自由な時間を最大限に楽しめる。
  • デメリット: 退職金と貯蓄だけでは70代後半で資金が尽きるリスクがある。インフレに弱い。

2. 60歳で完全退職し、年金を「繰り上げ受給」する

  • メリット: すぐに収入が得られ、元気なうちにお金を使える。
  • デメリット: 年金額が一生減額される(最大24%カット)。長生きすると損になる(損益分岐点は約81〜82歳)。障害年金等の権利を失うリスクがある。

3. 定年後、同じ会社で「再雇用(嘱託)」で働く

  • メリット: 収入と社会とのつながりを維持できる。最も一般的な選択。
  • デメリット: 収入が激減(現役時代の半分以下など)することが多い。「在職老齢年金」の仕組みにより、稼ぎすぎると年金がカットされる場合がある。

4. 転職・起業など新しい仕事に挑戦する

  • メリット: 新たなやりがいや、自分のペース(週20時間未満など)で働ける。
  • 重要: 65歳になる前に退職したほうが、失業給付金(基本手当)の日数が多く、金額も高くなるケースが多い(65歳を過ぎると一時金になり減額される)。
  • デメリット: 収入ダウンの可能性が高い。新しい環境への適応ストレス。

5. 自己資産で生活する(FIRE/早期リタイア)

  • メリット: 完全な自由。
  • デメリット: 「長生きリスク」と「インフレリスク」が直撃する。社会との接点が減り、孤独を感じやすい。

6. 定年延長で65歳まで正社員として働く

  • メリット: 安定した高収入が続き、厚生年金加入期間が延びるため将来の年金が増える。
  • デメリット: 退職金や失業給付の条件が60歳退職時より不利になる場合がある。もっと早く遊べばよかったという後悔のリスク。

7. 定年のない働き方(自営業・フリーランス)

  • メリット: 働ける限り収入があり、年金の「繰り下げ受給(増額)」もしやすい。
  • デメリット: 働けなくなった時の保障が薄い。健康管理が生命線。

8. 地域活動・ボランティアに参加

  • メリット: 生きがい、孤独の解消。
  • デメリット: 収入がないため、経済的な余裕が前提となる。

9. 【推奨】夫婦で役割分担・協力する

  • 内容: 「夫は再雇用で働く、妻は家計管理を見直す」「妻がパートに出る」など、夫婦でチームとして乗り切る。
  • ポイント: 定年後に急に協力するのは難しいため、現役時代から関係を築いておくことが「熟年離婚」回避のカギ。

リアルな体験談(3人のケース)

動画後半では、実際の体験者の声が紹介されています。

  • Aさん(再雇用): 給料は半減したが、週4日勤務で趣味も充実。将来の年金も増えて安心。
  • Bさん(繰り上げ受給でリタイア): 年金は減ったが、自由な時間を満喫。節約生活だが後悔はない。
  • Cさん(転職してパート): プライドを持って転職したが、年下の若者に使われる立場になり、給料も安く、「再雇用を選べばよかった」と後悔。

結論:絶対に選択を間違えないために

正解は一つではありませんが、**「自分にとっての優先順位(お金か、時間か、やりがいか)」**を明確にし、夫婦で話し合うことが不可欠です。また、失業給付の日数や年金カットの仕組みなど、制度を知らないと大損するため、事前の情報収集が重要であると結んでいます。

それと、【シニア世代は半分働くサイドFIRE】と題した、これも参考になる動画も見つけましたので、明日投稿したいと思います。

それでは、いい日でありますように!
Have a Nice Day!