【秘密基地の電源切り替え】が超~昭和すぎて、危ないかも!?

我が家のリサイクルと再生エネルギー

昨日、Amazonで注文していた「ナイフスイッチ」が届きました。
庭先に設置した秘密基地(ユニットハウス)へ供給する電源を切り替えるためのものです。
切り替える対象は、一条工務店の技術が詰まった太陽光発電システムと、トヨタの最先端BEV(電気自動車)という、どちらも現代のハイテク電源。それらを切り替える役目が、超レトロな「ナイフスイッチ」という不真面目な設定なんですが、個人的にはニヤニヤしています(笑)

※なお、今回の試みは実験みたいなもです。
恒久的な設備となりますと、安全上の観点から、没(ボツ)になる可能性が非常に高いです。その点をご理解の上、大人の趣味の実験としてお読みいただけますと幸いです。

内容は以下です。

↓この構造、超分かりやすいです!
☆ 左側=母屋から給電
☆ 中央=ユニットハウスへ
☆ 右側=EVから給電

スイッチの裏側は↓こう↓なっています。
通電する部品を固定するネジが6つ見えます。安全の為にこの上部にプラスチックのカバーが付属していますがペラペラ。基本、安全軽視の仕様だと思います。

レトロ!と言えば、昔のブレーカーは、↓こうなってましたね。
電流が契約制限を超えると、ヒューズが溶け落ちて電源が遮断される仕組みです。
ヒューズは、鉛・錫(すず)・アンチモンの合金。融点が約180℃〜230℃と非常に低いため、過電流が流れるとすぐに溶断して回路を守ります。

昔は、”電気の流れ”を視覚的に勉強することが出来ました!


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↓こちらは、妻の実家の庭先にある納屋(昔は賃貸用の長屋)ですが、こんな配線が今も残っています。
碍子引き配線ですね。

実は、内線規程などの日本の電気設備基準において、碍子引き配線は現在も禁止されていないそうです。
但し、以下の理由から実際に施工できるケースは非常に少なくなっているようです。

  • 碍子引き配線に使用できる「屋外用ビニル絶縁電線(OW線)」などを屋内配線に使うための基準(乾燥した露出場所に限るなど)をクリアする必要があること。

  • 電線をピンと張って美しく固定する技術を持つ「第一種・第二種電気工事士」の職人が激減していること。

ここからは、”要注意”のお話しです。

今回買ったレトロなナイフスイッチですが、結論から言って、このスイッチを今現在の日本の住宅や一般的な建物(低圧屋内電路)に新しく設置して、電灯やコンセントの「主開閉器(メインスイッチ)」や「分岐開閉器」として使用することは、電気設備技術基準および内線規程により事実上認められていないようです💦(=違反、あるいは適合しない状態)。
何が問題(法律・保安上のNGポイント)になるのか?

現代の日本の電気法律・基準における問題点

1. 充電部(露出部)の保護不足:電気設備技術基準・内線規程

現代の電気保安基準では、人が容易に触れる場所に電気の通り道(充電部)が露出している器具の設置を厳しく制限しています。

  • 現行の省令(電気設備に関する技術基準を定める省令 第56条など)では、感電や火災の恐れがないよう、充電部が露出しない構造(カバー付き、または配線用遮断器=ブレーカーなど)にすることが基本となっています。

2. 電気用品安全法(電安法 / PSEマーク)の有無

日本国内で一般の電気工作物(住宅など)に設置して使用する開閉器は、電気用品安全法(PSE)の特定電気用品に該当します。

  • 器具の本体、あるいは製造時の外箱に「定格表示」および「PSEマーク(または旧法の〒マーク)」が正しく表示されていない?
  • 海外製(特にアジア圏などのDIY用として流通しているもの)でPSEマークがない場合、それを日本の屋内配線(電気工作物)に組み込んで使用することは電安法第27条(販売・陳列の制限)および電気工事士法等の観点からNG。

例外的に「違反」にならないケース

もし、この器具が以下のような使い方であれば、法律の直接的な違反にはならない(または対象外となる)場合があります。

  • 大前提:電気工事士の資格が必要な「屋内配線」には接続しないこと
  • 実験用・模型用回路: コンセントから取り出した後の、完全に独立した低電圧(AC100V未満の安全な回路やDC回路など)の実験キットとして机の上だけで使う場合。
  • インテリア・ディスプレイ: 壁に固定するだけで、どこにも電線を繋がない「飾り」として楽しむ場合。

結論としてのおすすめ

ガチャンと切り替えるギミックやデザインは非常に魅力的ですが、現在の100V/200Vの商用電源を流す屋内配線(実用目的)への設置は避けた方が無難。 感電や、接触不良によるスパーク(火災の原因)のリスクが現代のブレーカーに比べて非常に高いためです。
もしどうしても「レトロなトグル感」を実用に取り入れたい場合は、日本のメーカー(神保電器やパナソニックなど)が現在も製造している、現代のJIS規格・PSEに適合した「露出形スイッチ」や「トグルスイッチ」を採用した方が無難そうです。

実験とは言え、やっぱり、ちゃんとした切り替えスイッチにした方がよさそうですが、例えば↓これすらも日本では厳しいです。
製品ラベルには「CEマーク」はありますが、日本国内の「PSEマーク」および届出事業者名の記載が見当たりません・・・
品質上の問題はなさそうですが、注意しないといけません!


【一条・庭先の離れ】ユニットハウスにEVから給電してみました!

それではいい日でありますように!
Have a Good Day !

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