2023年5月に一条工務店のグランスマートの平屋(34坪)を新築したシニアライフのビギナー64歳、妻は58歳です。
今日は、これから住むことになる ”終の棲家を平屋にした訳” についての記録です。
さっそく平屋のメリットとデメリットについてリストアップしてみました。
この投稿は、平屋を強くお勧めすることが趣旨ではありません。
あくまでも、家をご検討される際の参考にして頂ければ幸いです!
〇平屋のメリット:以下、2階以上の建屋と比べました、
- メリットではありませんが、年齢層に関係なく平屋がトレンド(ここ数年、平屋の新築比率は10%を超えているそうです)
- 家が低くて横に長い方が、どっしり優雅な気持ちになれそう、
- 階上下の制約がないので、家の間取りなど柔軟なデザイン性、(L字、凸、凹、☆、etc.)
- 屋根の面積が大きいので太陽光や太陽熱を利用する設備を設置しやすい。またそれら設備の目視検査もやりやすい、
- 階段設置によるデッドスペースがなくなる(我が家はロフト間の階段ありですが💦)
- 同じ階で生活しているので、住人どうしの気配を感じやすく、安否確認も容易、
- 非常の際、緊急搬送が容易(二階で横たわっている人を素人が一階に降ろすのは危険)
- 生活する全域に車椅子でアクセス出来る、
- 日常生活における人とモノ(掃除機など含め)の上下の動線がないので生活が楽、
- 階段での転倒、墜落事故が無い、
- 家の高さが低いので屋根を含めメンテナンスが楽にでき低コスト、
- 日常的な、壁、窓、雨樋などの掃除、洗浄が楽にできる、
- 同じ階なので、大型家具など重量物の移動が容易。引っ越し作業も楽、
- 豪雪地帯だと雪下ろしが楽になる
- 家の重心が低く、壁面性も小さいので、地震や台風による被害が少なくなる
- 家の中の上下の温暖差が少ない
- 床や天井から伝わって来る生活音がなく、音の反響も少ない(二階建ては吹き抜けや階段の空間を介して音が抜けやすい)
- 一条特有の話しかと思いますが、二階の床に張られた床暖(銀世界)でWi-Fiが遮られる問題は平屋では発生しない
- トイレを二台設置する場合、平屋は同じ階に設置される、
- 火災の時、平屋は消火活動がやりやすく、外への避難も容易。二階に取り残されるリスクはない、
- お隣への日照問題が軽減、又は回避できる、
✖平屋のデメリット:
( )はそれに対する展望、又は対策です。
- 条件によるものの、建築コストが高い(平屋がもっと普及すれば、価格差はいずれ無くなるかも)
- 大きな敷地面積が必要(リモートワークの普及で土地代の低い地方も魅力が出て来ている)
- 日当たりが隣地に左右されやすい(これからお隣に高い家が建つ可能性がある場合は思い切り北側へ寄せる。。但し最近の高性能な家に日当たりは必須条件ではなくなって来た)
- 床上浸水で全財産が水没するリスク(高台の土地、耐水害受住宅を採用しない限り回避困難。二階建ての場合でも8割の家具・家電は一階にある。因みに玄関の階段数は増えるが、土地に盛土して基礎を上げておくことは可能です。自分の家だけ”お城”みたいに底上げしておく・笑)
- 二階建てに比べ、平屋は一階の窓数が多めで覗かれるリスクも含め防犯能力がやや低い。(一条の防犯窓はそれなりに期待出来そう)
- 生活空間を別にした二世帯以上の平屋となると、かなりの土地が必要でコスト高になる、
今後も少子高齢化は更に加速する時代に突入し、状況に則した住まいづくり(Fit For Purposeの家)は今後の重要な課題だと思います。
我が家(終の棲家)は、老人ホームをも凌駕する快適で自立できる家づくりを目指していますが、特に気を付けて来たことがストレスフリーな平らな生活動線。その一条件が”平屋”でした。
【一条・我が家の 回遊動線】家事楽動線☆彡 シニア楽動線☆彡 そして猫楽動線 ( ´͈ ᵕ `͈ )♪
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我が家の仕様はこちらです。
【おまけ②】
昔の経験から子供部屋について;
私は、社会人になるまで5回引っ越していますが全て平屋でした。
最初の4回は賃貸で、中には藁ぶき屋根で五衛門風呂の家もありました。
そして最後は母親(昨年92歳で他界)が建てたミサワホームの平屋ですが、住んだのは一年ほどです。
学生当時、友達の殆んどが二階建ての家に住んでいて、自分の部屋が二階にあって凄く羨ましかった記憶があります。
特に最近は、子供のプライバシーに配慮されるご家庭は多いと思いますし、土地の制約などもあって、結果、二階建てを選択されるケースは多いのではと推測します。
ただ、子供にプライバシーのある空間を提供する期間は長くても10年ほど。
”個室がなければ子供は育たない”なんてことはありませんし、昔は家族全員で雑魚寝もありでした(←ちょっと極端ですが・笑)。
仮に子供用の個室を準備するとしても、子供が独立した後の使い方にポイントを置くべきだと思います。答えは、空き部屋のまま、物置き、老後の趣味部屋・書斎あたりですが、そうしますと必然的に4.5帖すら広過ぎることになりそうです。
『子供は広い部屋が欲しい訳ではなくて、誰にも邪魔されない自分だけの空間が欲しいだけ』だと思います(←元、子供の意見です)。
例えば、収納付きベッド又はロフトベッドなどを活用すれば3畳は可能です(←私の大学の寮💦)
↓こちらのリンクは参考になります:
3畳の子供部屋にベッド、収納、勉強机まで!失敗・後悔しないレイアウトをご紹介します
出典:注文住宅設計/一級建築士の日常
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