【シニアライフ・移動手段の助っ人】いつまでも五体満足とはいきませんね!

我が家の福祉機材

今日の投稿は、シニアカーです。
あまり見かけることのない乗り物ですが、昨年亡くなった私の母親(享年91歳)が10年間使っていたホンダ・モンパルを紹介したいと思います。
母は、腰痛持ちで長距離を歩くことが難しかったのですが、老人会やグランドゴルフなどではリーダー格でしたから、このモンパルのお陰で、広い範囲を思う存分カバー出来ていたようです。

そして、私もこのモンパルがお気に入りでしたから、帰省した際はいつも田舎道を走り回っています。
特に夕方は気持ちいいです。
最高速度は6Km/hでめちゃくちゃ遅いですし、行動範囲はバッテリーの能力から最大20Kmですが、この制限があるからこそ田舎道をじっくり堪能できます。
モンパルの籠の中には一眼レフカメラを入れておきます。

自分の体が思うように動かくなると、外に出ることに臆病になりがちです。
でも、このような便利グッズを上手に使って”活動的なシニアライフ”を楽しむべきだと思います!
自分の体には贅沢してもよいと思います!

シニアカーの特徴;(これはモンパルに限らず他のメーカーもほぼ同等だと思います)
・運転免許証は不要(原付も不要)・電動車椅子と同じ扱い
・年齢制限なし
・歩道を走ることが出来る(横断歩道を渡れる)
・車椅子のようにエレベーターに載せることができる(サイズ、積載量は要確認)
・ライトを装備しており夜間でも走行可能
・ウィンカー(方向指示器)が付いているので行く方向を周りに示しやすい
・速度は1から6Km/hと段階的に切り替え可能。急にハンドルを切った時は自動的に減速。
・シートが左右どちらへも回転するので乗り降りが楽。何かを見物する際も楽。
・走行条件、バッテリーの充電・劣化状況にもよるが約20Kmの走行が可能
・家庭用電源(100V)があればどこでも充電できる。フル充電に余裕を見て約8時間。
・福祉機材に購入の際に消費税がかからない。当時40万円くらいだったと思います。
・保険にも入れる(対物、対人)
・レンタルの場合、介護保険で1割負担
・ホンダやスズキのシニアカーはアフターサービスの無理が利く
・タイヤはパンクしない。空気れも不要。
・10年目あたりでメンテナンスが必要なものはバッテリーの交換
下はバッテリーの参考データです。交換は3~4万円だと思います。
品名 バッテリーのみ
車種名 ホンダ モンパルML200
メーカー ホンダ
型式 UDAJ
純正品番 31500-V17-701

ホンダ モンパル。既に製造は中止されているモデルですが、今でも一番いかすシニアカーだと思います。

こちらは、当時のホンダの宣伝動画です。

↓桜をゆっくり眺めながら走ります。

↓近くの神社に到着しました。
一眼レフカメラでパシャリ!

↓田舎の山には、至る所に太陽光パネルが設置してありますが、私の田舎とて例外ではなさそうです。
非常ブレーキは、前進レバー(下の写真の右手の指が掛かっているレバー)を強く手間に引くとかかりますが、あくまでも電気ブレーキなので一瞬遅れる感じがして慣れてないとちょっと焦ったり戸惑います。(反則?ですが、左のバックミラー下の機械式の駐車ブレーキが一番よく効きます!)

キーを時計方向に全部まわすとライトが点きます。キーは両面キーです。
モンパルは結構な急斜面でも楽々と登りますし、下りは回生ブレーキで充電します。
バックミラーは可倒式に改造して、もう少し外にしようと思います。

↓この写真を見ると『どんだけ田舎!?』と思われそうですね。

↓いつもは、車庫の片隅に保管しています。昨年亡くなった母が入念に手入れしていたようで10年経った今でも新品同様です!
これに簡単な雨よけ屋根があると更に機動力が増しますので後日あれこれ考えたいと思います。

↓バッテリーがあがって動けなくなった場合は、車体下のレバーを引くと手動で動かせます。
さすがはホンダ!足回りの作りもしっかりしています。サスペンションも装備され乗り心地も悪くないです。しかもタイヤはパンクしません。
写真の右奥の柱に充電用コンセントが見えます。

↓始めて触った妻も直ぐに操作できました。

こんな電動車椅子などもあって、アクティブなシニアライフの助っ人は色々ありそうですね!
次世代型電動車椅子 WHILL(ウィル)

ジャジーセレクト 回転する電動車椅子

いつか、↓これ↓もやってみたいです!

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